京都伏見散策

雑記



どうもJです。

お正月休みも一瞬で過ぎ去ってしまいました。

光陰矢の如し、白駒の隙きを過ぐるが如し、歳月人を待たず。。。なんか休みって一瞬で過ぎ去っていきますよね。というかコロ助が都に流行してからというもの本当に月日が過ぎるのが早い様に感じます。東京オリンピックとかやってたけど気づいたら1年終わってたって感じ。

さてさて、そんな中、2022年の人生に生きた証を残す為、昨日、京都へ行って参りました。

当方、京都は大好き。学生時代を過ごした青春の街で御座います。今回は京都伏見を散策へ。

先ずは伏見稲荷へ遅めの初詣へ行ってきました。人の多さは多すぎず、少なすぎず。歩きやすくていい感じ。昔は良く行ってたんですが、今回は恐らく10年ぶりぐらいに足を運びました。

天気も良くて最高!

おみくじはなんと大吉!良い一年になりそうな予感

有名な千本鳥居はこんな感じ。

なんか途中でろうそく燃えてました。(*´▽`*)どういう意味のろうそくか良く知らんけどパシャリ。

天気も良かったので、四ツ辻まで頑張って登ることに!四ツ辻の場所は、お稲荷さんマップを参照下さい。

四ツ辻までは約一時間かかりました。冬ですが当方は汗だく。めちゃくちゃしんどかったです。

杖つきながら登ってるおじいさんとかもいたので負けじと頑張りました!

四ツ辻からの景色はこんな感じ。ベンチやお茶屋さんがあって、甘酒やおしるこ?ぜんざい?よう知らんけど甘いやつが食べれるみたいです。「仁志むら亭」ってお茶屋さんが俳優の西村和彦さんの実家だそうです。って誰が興味あんねん!

ここで少し休憩して下山。登りもしんどいけど下りも結構しんどいですな。下りは転ばない様に要注意、ずっと坂道ですのでどんぐりコロコロよろしく何処までも転げ落ちてしまいます。知らんけど。

お昼の1時から登り出し、おりてきたら2時半頃。案外下りはスピードが出てたみたいです。登りの半分の時間で降りられました。

 

そこから京阪電車で中書島駅へ移動し、月桂冠大倉記念館へ!

立派な建物!

京阪中書島駅から歩いて7分ぐらい!

ここで月桂冠大倉記念館の説明をしておきます。

住所:京都市伏見区南浜町247番地

会館時間は9:30〜16:30(受付は16:00まで)

休館日は、お盆:8月13日〜8月16日と年末年始12月8日〜1月4日

入館料 20歳以上は600円、13歳〜19歳は100円、12歳以下は無料!

駐車場はバス4大、乗用車22台あるみたいやけど、館内で利き酒やってるから車で行くな!電車でいってや。

って詳しくは月桂冠のHPみて!いろいろ見どころも書いてあるから!

ほんで、入館料600円やけど、お土産でお猪口1つくれるし、利き酒3種類できるし、中の展示物も見応えあって結構面白かったです。予約なしでも当日ふらっと立ち寄れるのでオススメです。

先ずは視聴覚ブースで、お酒造りの工程観るんですが、3歳くらいの女の子が真剣に映像見ててワロタ。この子も将来は酒豪になるのかななんて思いながら、この子の背中をそっと見守った。

いやぁー、お酒づくりもなかなか奥が深くて手がかかるんですね。

ちなみにお猪口はこんな感じ。なんかこれで飲んだら少し美味しくなりそう。

 

この玉が緑色に交換された時、新酒が出来ましたよって合図らしいです。

伏見は水が美味しいので酒蔵が発展しました。伏見の由来は伏水(ふしみず)からきています。

この井戸水は実際に酒造りにも使用されており、その場で飲む事が出来ました。私はお腹痛くなったら嫌だったので飲みませんでした。勧められても飲まない勇気。って要らん勇気出してしまって少し恥ずかしかったのですが。

ふしみず=地下水の事で、三方を山に囲まれた京都盆地は昔から豊富な地下水に恵まれて来ました。室町時代には洛中に約340軒もの酒屋があったと言われているそうです。で、酒蔵は何軒あったん?って思ったけど、聞くのも野暮かなと思い、そっと胸に仕舞い込んだ。いま月桂冠があるんだから、それでいい。

 

日本酒の工程って正直全然知らなかったので、とても勉強になりました。お米を何%磨くとか、菌を撒いて麹を作ったり。。。本当に繊細な作業ですが、最後はこれまでの経験を元に職人の手によって決まります。 これだけ科学が発展している世の中でも手作業にはまだまだ敵わないんですね。感心しました。

当時の酒樽や柄杓など。当時っていつやねん。と思った方は是非、現地へ足を運び確認してみて下さい。私はあんまり興味なかったのでいつの時代の道具なのか覚えていません!すみません。

外観こんな感じ。この布も売ってたら買いたかった。

ほんでほんで、他にももっと色んな展示コーナーあるんですがサクサクっと回りましてお待ちかねの聞き酒コーナーへ突入です!

10種のお酒から利き酒が可能です。当初、私はなんぼでも飲めるんかやったぜー!って思ってたんですが10種のうち一人3杯まで利き酒が可能です。

受付でコインを3枚貰え、利き酒マシーンに投入する事でテイスティングが可能です。

日本酒の味はあんまりわかりませんが、何となく美味しそうな名前のお酒を瞬殺で味わいました!

中には、現在試作中のお酒もあり、試飲後にアンケートに協力して下さいってのもありました。発売前のお酒を味わえるなんて嬉しいし、我々一般消費者の声を聞いてお酒づくりに活かしてくれるってのも好感が持てました。これから居酒屋とかで日本酒飲む機会があったら無意識に月桂冠の銘柄頼んでしまいそうです。

館内で働かれている社員さんの対応もめっちゃ良くて感動しました。酒の味だけで無く、おもてなしでも人を感動させる月桂冠さんに乾杯。

 

晩ごはんは、伏見の名店「鳥せい」に行ってきました。

鳥せいも建物は元酒蔵を改装されている様で、かなりノスタルジックな雰囲気のある建物でした。

横に湧き水があるんですが、現在はコロナの影響で閉鎖中でした。残念!  伏見七名水のひとつ、鳥せい本店の横にある水は、白菊水とよばれ、延宝5年(1677)創業の山本本家の酒造りに使われている名水。白菊水の名は、白菊を愛でる翁が「この地に日照りが続き、稲が枯れるようなとき、私の愛でた白菊の露の一雫より清水が湧き出す」との伝説からとられている。
御香宮の御香水と同じ水脈といわれ、勢いよく湧き出す水は、冷たくてまろやか。

焼き鳥。他にも、美味しい鳥料理がいっぱい。名物が粕汁って事だったので頼んだら本当に美味しくて追加オーダー、2杯も頂きました。この焼鳥以外の食べ物の写真はありません。

そうそう、伏見の町には見どころが記載されたマップが所々にあり、方向音痴のあなたでも道に迷わず目的地にたどり着けるように配慮がされております。

寺田屋事件で有名な、あの寺田屋も見てきました。(ほんまに見ただけ)

京阪中書島駅から徒歩5分。酔っ払ってたら15分程度の場所にありますので是非。

しかし、寺田屋は鳥羽伏見の戦いで焼失しており、この建物は後に、当時の敷地の西隣に建てられたものだそうです。でもそんな事はどうだっていいんです。

私はここに竜馬とお龍を感じました。しかし、後に建てたとは思えないぐらいの良い雰囲気!

ほんで、これも後に建てたって事らしいけど後っていつやねん!何年に建ててん。

それも2008年までは本物やと思われてたけど、複数のメディアが怪しい!って言い出して京都市が調査したところ後に建てた建物であると公式に発表したようです。

なんやねん!

ほんで更にびっくりしたのが、「大正年間に現在の寺田屋の土地・建物は幕末当時の主人である寺田家の所有ではなくなっており、のちに経営そのものも跡継ぎのなくなった寺田家から離れている。この「寺田屋」は昭和30年代に「第14代寺田屋伊助」を自称する人物が営業を始めたものであり、「第14代寺田屋伊助」自身、寺田家とは全く関係はない」

関係ないんかい。この事を知って私は少し残念な気持ちになりましたが、寺田屋は今日も元気に営業しています。

しかし、今回はとても良い一日となりました。

歴史に触れ、お酒に触れ、疑う心も養いました。2022年はこの様な良い思い出をたくさん作っていけたらいいなと思います。



 

 

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