毎度おおきにJでございます。
コロ助もだいぶ落ち着き、緊急事態宣言も解除となりました。
さて、今回はアンティークティファニーの指輪を購入しましたのでご紹介させていただきます。
100年以上前のカトラリーをリメイクした指輪
購入したのはティファニーの100年以上も前のカトラリーを指輪にリメイクしたものです。
購入品はこちら!!
かつての富裕層や貴族が実際に使用していたであろう銀食器の煌めきが、現代の職人によりひと手間を加える事で新たな魅力を纏って輝きを放ちます。この指輪を身につける事で過去の歴史に思いを馳せる事ができます。
歴史は諸説ありますが、スプーンリングは17世紀のイギリスが起源だそうで、当時銀食器というものは非常に高価で貴族など一部の富裕層しか所有する事ができないものでした。しかしあるところに裕福な家の使用人として働く男がいたそうです。彼にはお金がなかったが結婚したいと思う女性がいました。なんとか彼女を喜ばせ婚約を結びたいと考えた男は、雇い主の家から高価な銀食器を盗み、それを職人に加工させ指輪を作ってもらいました。これがスプーンリングの始まりだと言われております。本物の婚約指輪の代わりにスプーンリングが生まれたのですね。
購入したお店は京都のHOMIES
京都市中京区にあるショップです。店内はヴィンテージ感漂うテイストの洋服で埋め尽くされておりワクワクします。今となっては貴重なデットのM-65パンツや、ヴィンテージのBURBERRYのトレンチコートなど抜群の仕入れとセレクトに私は心をくすぐられます。インテリアや壁に掛けられた写真などのディスプレイにも店主の拘りとセンスを感じます。オープンは2007年だそうですので約15年間も京都で愛されるショップです。
実は、寒くなってきたのでBURBERRYのトレンチコートを試着したくて店に飛び込んだのですが、気付いたら指に銀色の輪っかをはめて店を後にする事となりました。 だってお店のレジ前にはこれでもかという大量のTiffanyが無造作に陳列されており、見た目のインパクトに圧倒、数に圧倒されおじさん完全にノックアウトです。もうそこからは店長さんと一緒に指輪やバングルを試着しては鏡で確認という無限ループに突入です。
無造作に積まれたシルバー。什器も勿論アンティーク
恥ずかしながらスプーンリングというモノを私はこの日まで知らなかったのですが、完全に虜になってしまいました。
学生時代は京都に住んでおりましたので、HOMIESさんへは何度かお邪魔した事がありました、しかし、学生時代はお金が無くて、、、。おそらく商品を購入したのは今回が初めてだと思います。でも一気に心を掴まれましたので、今後京都へ遊びに行く際には立ち寄るお店のローテーションに加わりそうです。
〒604-8044 京都市中京区大日町406 Open 12:00−20:00 年中無休
アンティークティファニーを選んだ理由
1点ものであるという事で他人と被らないというのは勿論ですが、1点ものだからこその愛着があります。出会いも運命。
ここ数年ずっと指輪が欲しかったんです!でも中々欲しいモノが見つからず頭を悩ませておりました。そして私が考えていた条件は以下の2つです。
- 30代前半のおじさんが身に着けても恥ずかしくないもの
- 値段はお手頃(数十万円するようなものは手が出せない)
最初はクロムハーツのガツンとした指輪が欲しくて探しておりました。若い頃から欲しかったんですがクロムハーツって若い人が着けてるよりもある程度年食ったおじさんが着けてるほうがカッコ良くないですか?私はそう思ってました。しかし、お店で試着してもなんだかしっくりきませんでした。
とてもカッコいいんですが、私の場合もう少し年を取って似合う様になったらまた出直したいと思います。そう、やっぱり自分には何かクロムハーツが恥ずかしかったんですね。
じゃあハイブランドのやつ逝くしかないか。。。と私は考えました。しかし、CartierやHERMESの指輪を買いに行っても数万円じゃ到底買えませんよね。かと言って、新進気鋭のデザイナーの指輪を数万で買うのも嫌だった。そんな私にバッチリハマったのがTiffanyのアンティークでした。
価格は案外可愛いのに、見た目まで可愛く、歴史があり1点もの。しかも1837年創業の老舗ブランドであり信頼まで兼ね揃える正にアクセサリー界の大谷翔平。いやそれ以上か!二刀流どころか三刀流、四刀流と痒いところにも的確に手が届くスタイル。脱帽です。
これからこの指輪と一緒に更に歴史を刻んでいきたいと思います。
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